
「きょうの健康 胃がん 早く確実に治したい」(NHK教育テレビ)
2012年1月9日(月)〜12日(水)PM8:30〜PM8:45
講師:がん研有明病院副院長
山口俊晴
先生

「早期なら内視鏡治療も」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/01/0109.html胃がんは、日本人がかかる最も多いがんだが、早期なら、ほとんどが完治し、内視鏡で治療できることもある。内視鏡治療は開腹手術に比べ、体の負担が軽い・胃の機能がそのまま・おなかに傷が残らないなどのメリットがある。内視鏡で治療できる条件は、がんが2cm以下で胃の粘膜にとどまっていることなど。胃がんの早期発見には内視鏡検査などを定期的に受けるとよい。胃がんの予防には、禁煙やピロリ菌の検査と除菌が勧められる。

「なぜ手術?どう手術?」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/01/0110.html胃がんの手術は、がんが胃の下部にあれば胃を3分の2切除して胃の入口付近を残す方式、がんが胃の上部にあれば胃を全部摘出する方式が、それぞれ一般的。どちらも、がんの転移を防ぐために周囲のリンパ節も切除する。3分の2切除の場合は残した胃に腸をつなぎ、全摘の場合は食道に腸をつなぐ。早期がんなら内視鏡治療または腹腔鏡手術で治療できることもある。腹腔鏡手術は開腹せず腹部に小さな穴を開け器具を挿入して手術する。

「抗がん剤に効果あり」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/01/0111.html胃がん手術後、再発や転移を予防するために抗がん剤を使う方法がある。TS−1というのみ薬を「4週間服薬+2週間休薬」で1年間服用することで、5年生存率が高まることが分かっている。副作用(食欲不振、味覚異常、吐き気など)が強い場合「2週間服薬+1週間休薬」に変更することも。手術できないがんや再発したがんは、抗がん剤で進行を遅らせる治療を行う。TS−1とシスプラチンの併用や、新たな分子標的治療薬もある。

「どうする? 術後の食事」
http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2012/01/0112.html胃がん手術では「胃の下部3分の2切除」で残った胃と腸をつなげるか、「全摘」で食道と腸をつなげる。そのため不快な症状が起きやすい。食物が一気に腸に流れ込んで冷や汗・動悸(き)・下痢・低血糖が起こる「ダンピング症候群」。食物が残った胃にたまり苦しくなる「小胃症状」。これらは「少し食べる」「ゆっくり食べる」などで対処。消化液が食道に逆流して胸焼けする「逆流性食道炎」は、食べてすぐ横にならないことで対処。
<胃がん治療や手術後の食事>
胃を切った人の食事 消化器をいたわるレシピ200
抗がん剤・放射線治療と食事のくふう

「日本胃癌学会」
http://www.jgca.jp/index.html
「国立がんセンター」
http://www.ncc.go.jp/jp/index.html

「胃癌治療ガイドライン(医師用)」(詳細クリック!)
治療アルゴリズムを示すとともに、手術では切除術式選択の原則、胃切除術式別のリンパ節郭清範囲(D)、内視鏡治療では絶対適応病変と適応拡大病変、根治性の評価や治療後の方針、化学療法では補助化学療法を含め、本邦のRCTを基にした推奨治療を提示。
<目次>I章 本ガイドラインについて
1.胃癌治療ガイドラインの目的と対象
2.ガイドラインの構成と作成の基本方針
3.ガイドラインの作成と改訂手順
4.ガイドラインの公開と利用の仕方
II章 治療法
A.治療法の種類と適応
1.日常診療で推奨される治療法選択のアルゴリズム
2.日常診療で推奨される進行度別治療法の適応
3.臨床研究としての治療法
B.手術
1.手術の種類と定義
2.胃の切除範囲
3.リンパ節郭清
4.その他
5.再建法
C.内視鏡的切除
1.内視鏡的切除の種類
2.内視鏡的切除における標本の取扱い
3.内視鏡的切除の適応
4.内視鏡的切除の根治性
5.EMR/ESD後の治療方針
D.化学療法
1.適応の原則
2.推奨される治療レジメン
3.化学療法の実際
E.術後補助化学療法
1.適応
2.S-1補助化学療法の実際
F.緩和ケア
III章 資料
A.臨床研究としての治療法の解説
1.早期胃癌に対するESD(拡大適応)
2.腹腔鏡下胃切除術
3.胃局所切除術
4.術前補助化学療法
5.S-1以外の術後補助化学療法
6.術前化学放射線療法
7.術後化学放射線療法
8.減量手術
B.生検組織診断分類(Group 分類)の取扱い
1.生検組織診断分類(Group 分類)
2.Group分類に用いられる病理診断のアルゴリズム
3.Group分類への推奨される臨床および病理の対応
4.Group分類に対する病理および臨床対応表
C.文献
1.外科治療に関する論文
2.内視鏡治療に関する論文
3.化学療法に関する論文
付 胃悪性リンパ腫診療の手引き
はじめに
A.胃悪性リンパ腫の診断
1.総論
2.病理組織診断・遺伝子診断
3.臨床病期診断
B.胃MALTリンパ腫の治療
1.除菌治療
2.放射線治療
3.化学療法と抗体療法
4.外科治療
C.びまん性大細胞B細胞性リンパ腫(DLBCL)の治療
1.化学療法、放射線治療
2.外科治療
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posted by 治療と予防 at 16:50|
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