2017年05月05日

アディポネクチンを増やす方法と動脈硬化や糖尿病との関係

アディポネクチン adiponectin
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脂肪細胞から分泌される生理活性物質(ビタミン、ミネラル、酵素、ホルモンなど)を、アディポサイトカイン(adipocytokine)あるいは、アディポカインと言いますが、アディポネクチン(adiponectin)とは、その中の1つで、脂肪の燃焼や糖の取り込みを促進するホルモン様の物質です。
アディポネクチンは、脂肪組織から産生分泌され、インスリン(インシュリン)に対する感受性を上昇させる活性があるとされ、肥満や糖尿病や動脈硬化やメタボリックシンドロームやアンチエイジング(抗老化)との関連が注目されています。

また、アディポネクチンは、「若返りホルモン」とか「長生きホルモン長寿ホルモン)」とか「善玉ホルモン」とか「ミラクルホルモン」などとも言われ、テレビ番組などのメディアでも紹介されています。

一般人のアディポネクチンの平均値は、血液1ml当たり5μg(マイクログラム)から10μgだそうです。

唐辛子、ショウガ、わさび、ネギなどの食材は、アディポネクチンの分泌を刺激してくれる、つまり、アディポネクチンを増やしてくれるそうです。ただし、すぐに効果があるわけではなく、長年摂り続ける事が大事のようです。

運動不足などから肥満になった人や、2型糖尿病の人で、内臓脂肪が多くなるとアディポネクチンの分泌量は減少し、動脈硬化や糖尿病、ガンなどのリスクが高まることが分っています。

ちなみに、アディポネクチンは1995年に大阪大学医学部の松澤佑次(まつざわゆうじ)教授(当時)によって発見されたそうです。
(ノーベル賞に値する発見・研究だと思います。)
また、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の提言者でもあります。

その後、東京大学病院の門脇孝教授(糖尿病・代謝内科)らの研究チームが、アディポネクチン受容体を活性化する「アディポロン(AdipoRon)」(アディポネクチン受容体活性化低分子化合物)を発見したことを科学誌「ネイチャー(Nature)」電子版2013年10月31日付で発表。

新薬の開発が期待されますが、糖尿病治療と予防の基本は、食事と運動(特に、有酸素運動)で、体重管理が大事のようです。


(*) メタボそしてアディポネクチンとは
http://goo.gl/yj2SmA
大阪大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学 下村伊一郎教授の健康セミナーでのアディポネクチンの解説。

(*) 脂肪細胞とインスリン抵抗性
http://goo.gl/LzvcYg
星薬科大学の鎌田勝雄先生(故人)のサイト。
脂肪細胞から遊離される種々の物質として、アディポネクチンの解説。

(*) 糖尿病 夢の治療薬開発に向けて
http://www.ampo.jp/movies/vol70
東京大学大学院医学研究科 糖尿病・代謝内科の門脇孝教授が、糖尿病の治療薬として期待されるアディポロンについて動画で解説。

(*) 有酸素運動と無酸素運動
http://goo.gl/lzrHTp
おか調剤薬局のサイト。有酸素運動の例は、ウォーキング、エアロバイク、ゆっくりした水泳などで体内に蓄えられている体脂肪を燃焼させて使います。

(*) 糖尿病の治療
http://goo.gl/fLlOmt
大日本住友製薬のサイト。糖尿病の治療は、「血糖値をコントロールし、合併症の発症や進行を防ぐ」ために行います。治療の基本は、食事療法と運動療法です。









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posted by 治療と予防 at 23:33| 糖尿病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする